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2025.12.10
2025年12月5日、長山中学校において生徒がプログラミングでドローンを自立飛行させる授業が公開されました。
同校が取り組むSTEAM教育の一環で、生徒たちはドローン飛行距離の計測や飛行経路の見取り図作成、飛行経路のプログラミング、実際の飛行検証、改善といった一連の準備を経てこの日の授業に臨みました。
この日の課題は、災害時の被害状況の把握を想定した「見えない場所を偵察して帰還せよ」。2年1組の生徒32人が、4人1組になって、それぞれパーテーションで隠されたゴールを目指し、ドローンを飛行させました。
「友達と相談しながら、プログラムを修正したり、工夫をしたりといったことが面白かった。実際にドローンを飛ばしてみると、失敗してプログラムの間違いに気づくことができる。失敗は失敗で面白いなと思いました」と話すのは中嶋晴人(なかじまはると)さん。この日はチームで2つの課題をクリアしました。
チームで課題1つをクリアした宮坂夢生(みやさかむう)さんは「課題達成のために試行錯誤しながら、改善点を修正していくプロセスが面白い。友達と協力して課題を解決する達成感も味わえて良かった」と、笑顔で話してくれました。長山中学校のSTEAM教育。生徒たちの創造的な問題解決力をしっかりと育んでいるようです。