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2025.10.16
2025年10月11日、龍ケ崎市立中央図書館で、移動図書館車LiBOON(リブーン)「たつのこぶっくるん」の出発式が行われました。
「たつのこぶっくるん」は、市立図書館の指定管理者の提案により導入が実現した、移動図書館車です。
人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんによる可愛らしいイラストが目印の黄色い軽自動車には、約500冊の本を搭載。 絵本や児童書のほか、一般向けの読み物もそろい、まちの“動く図書館”として市内を走ります。
式典では、市内在住の小学生4人が「たつのこぶっくるん親善大使」に任命されました。 4人は、これまでに中央図書館で行われた「子ども司書講座」を修了し、「子ども司書」として認定されたメンバー。これからは、大使として移動図書館車の魅力を広めていきます。
大使の一人で年間100冊を超える本を読むという佐藤わか菜さんは、「本は内容によって、文字の形(フォント)が変わったりするところが面白くて好き。親善大使になったことで、本の良さを友だちなどに教えていきたい」と語ってくれました。
「たつのこぶっくるん」はイベントを中心に今年度は運行し、利用者のニーズを調査します。来年度以降は、市内のコミュニティセンターなどを定期巡回する予定です。
移動図書館車の導入により、図書館へのアクセスが難しい人にも本を届けることができるようになり、より多くの市民が読書に親しむ機会が広がっていきそうです。