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2023.10.3
認知症に対する理解を深め、職業の選択肢の一つに加えてもらおうとこのほど、学校法人愛国学園大学附属龍ケ崎高等学校(愛国学園)で「認知症サポーター養成講座」が開催され、同校1年生や教職員が接し方などを学びました。
愛国学園は、保育士や介護従事者を目指す「保育・福祉コース」を有しています。将来のコース選択の参考にしてもらえれば、との期待を込めての開催です。
認知症の現状についての講義に加え、生徒が実際に参加してのロールプレイ(寸劇)も行われ、「驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」など対応の基本ポイントを押さえての講習が続きました。
認知症の高齢者が買い物途中で道がわからなくなったという設定では、大人を呼びに行く間、高齢者に椅子を勧めるなど高校生ならではの「やさしさ」も随所に。
講座修了後は市のマスコットキャラクター、まいりゅうから一人一人に修了証が手渡されました。認知症を地域で支えるサポーターの輪がまた広がったようです。