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2023.7.31
市内の水田にコウノトリが3羽飛来したのが確認されました。
国の特別天然記念物、そして絶滅危惧種にも指定されているコウノトリは、かつて国内広くに生息していましたが、明治時代の乱獲などで激減、野生種は昭和46年に絶滅してしまいました。その後人工繁殖などコウノトリ復活に向けた取り組みが続き、現在では約300羽が国内で野外生息しているそうです。
今回『りゅうほー』編集スタッフが観察・撮影できたのは、令和3年と4年に千葉県野田市から放鳥された雌雄2羽を含む3羽とみられます。
それぞれ寄り添いながら枯れ枝に止まったり、餌を探して水面をついばんだり。白と黒のコントラストが特徴的な羽根を広げ、優美に空を舞っていました。
野田市役所の担当者は「コウノトリにとって龍ケ崎市は、安心して暮らせる場所だと感じたのかもしれません。見かけたら、あまり近づかず、音を出したり餌を与えたりもせず、撮影時はストロボを控えるなど、静かに見守ってあげてください」と話していました。
※掲載した写真は、遠方から望遠レンズを使って撮影したものです。